クラシックギター、エレキギターは持っていたのですが、もっぱらコード弾きで使い倒して、ボロボロになっていました。
で、新しいギターを買おうと思い、そいえば、アコースティックギターは触った事がないぞ、と、いろいろとネットで調べてみると、弦の長さが通常65cmくらいのものよりずいぶん短い、「ショートスケール」ものが面白そうだ、と思いました。
ジョン・レノンが使っていたエレキのリッケンバッカーが、実は弦長52.7cmというショートスケールである、という事を知り、素早いコードチェンジには、確かにその方が良いかも、とも思いました。
ジョン・レノン・ミュージアムで、ジョン・レノンの手形があったので、合わせてみたら、手のひらの大きさが、ぴったり同じ大きさだった、ということもあります。
で、アコースティックでショートスケールものを探しましたら、リトル・マーチンとかヤマハのミニギターなど、いくつかの種類がYouTubeに出ていて、聞き比べてみると、このギターが、音にうるさそうな人たちの評判も良く、実際の演奏でも、一番音が良いように感じました。弦長は58cmです。
ネットで調べてみますと、実際の生産国は中国ですが、日本側から出向いているスタッフにより、品質管理体制はしっかりしているようです。
実際、作りもしっかりしています。
チューニングもしっかりしていて、評判通り、かなり良い音をしてます。
「鳴りが良い」というのでしょうか、小型のボディーからすると、そのイメージを越える、十分以上の音量がありますね。
小さい分、軽くて扱いやすいです。
弦の高さも、光栄堂楽器さんの方で、出荷前にちゃんと調整して頂いていて、大変押さえやすくなっています。
通常スケールより弦のテンションは低いはずですが、その実感はまるでないですね。
普通の張りの感覚で、実際、張りのある音が出ます。
特に高音弦側が、素晴らしく良く鳴ります。
クラシックギターでも、エレキギターでも出ない音ですね。
きらびやかなハープシコード的な音が入って来ます。
ショートスケールなので、指は移動させやすく、ネックも握りやすく、音の切れも良く、音の粒立ちも良いので、何だか、いきなり腕前が上がったような気がしますよ。
あ~、もっと早く知ってればな~、と思いましたね。
初心者の方にも、イチ押しだと思います。